発売延期中のメディカルミノキ、その実力はどんなもの、育毛効果はあるのか?
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ミノキシジルで勝負の新育毛剤、登場!

発売延期中のメディカルミノキ、その実力はどんなもの、育毛効果はあるのか?

 

外用育毛成分として、唯一日本皮膚科学会からお墨付きが出ている「ミノキシジル」、長らく「リアップ」の独占市場でしたが、このたび対抗馬が登場、地肌ケアのスカルプDシリーズでおなじみのアンファーが、東亜薬品と共同開発した「メディカルミノキ5」が発売されました!

 

…と言いたかったのですが、何と発売直前に、説明書の効能表記(しかもイラスト)に不備がある、と厚労省から指摘を受け、発売延期に。今の所、販売の目途は経っておらず、出荷された分も自主回収中、幻の育毛剤になってしまいました。早ければ2017年秋販売とも言われますが、2017、11月現在、音沙汰なし。せっかくなので、このメディカルミノキ、実力はどの程度のものか、発売を待ちながら、検証することにしましょう。

 

メディカルミノキの特徴、ウリは何か?

メディカルミノキの特徴は、ミノキシジル5%配合という点、先に書いた日本皮膚科学会の発表によれば、ミノキシジルを外用薬として使った場合、「2%より5%の方が、発毛効果は高いという検証結果」が出ています。

 

それ以上の濃度は、検証されておらず、これ以上濃度を上げると危険なのか、はたまた意味がないのかは、謎ですが、安全かつ効果の高い濃度のミノキシジル配合がウリ。リアップも同じ濃度で販売されています。ちなみにミノキシジルは医薬品扱い、ですからメディカルミノキも、当然第1類医薬品扱い、リアップ同様、薬剤師を経由しなければ入手できません。

 

その他の特徴は、酸化防止剤不使用、ボトルのオシャレさ、そして2パターンの塗り方が出来るスポイトというのが大きな売り文句。値段は7800\(税込)リアップよりやや高めですが、ほぼ同じ。販売されれば、セット買い、おまけ付き、サイトの選び方など、購入方法によって、損得が違ってくるでしょう。

 

メディカルミノキの成分は?

ミノキシジル以外の成分はグリセリン、リン酸、エタノール、1,3、プチレングリコールとなっています。この4つの成分は何か?というと、まずエタノールはご存知アルコール、ミノキシジルはアルコールに溶けやすいという性質を持つため、エタノールを多めに入れておくことで、安定した使い方が出来るよう。

 

そしてリン酸、1、3プチレングリコール(BG)とは、化粧品に含まれる保湿剤、ただし、どちらも有効成分を安定させておく、という役目も持っています。リン酸はPH調整などの役目もあり、体内では生体維持に欠かせない物質、そしてグリセリンは、パーム油などと同じ油分、保湿効果があります。エタノールに肌を乾燥させる副作用があるため、そのケア用成分だと思われます。

 

グリセリン配合という点がリアップとの違いで、あとは同じ。ただし、リアッププラスは他の有効成分も入っています。メディカルミノキは「ミノキシジル」のみを活かす成分配合、実にシンプルな育毛剤なんですね。ちなみに20歳以上の男性限定使用商品です。

 

使用方法は?

メディカルミノキの用法は、1日2回、1回1mlを使用となっています。容量は60ml入り、つまり、きっかり1か月で無くなる、という解りやすさ。また本体のキャップが、そのままスポイトになり、薄毛の範囲が狭い場所には、地肌にトントンと押し当てて使用、M字のように広域の場合は、キャップの上にあるボタンを押すと、大量塗布が出来る2パターン使用方式。スポイトであらかじめ1mlを計測可能、スポイトの液体が無くなるまで使えばよい、また少量を使用するときに液だれしにくい、親切設計でもあります。

 

ちょっと気になるのは、薄毛の広さに関わらず1mlとなっているため、つむじだけが薄め、というケースでは、液が多くなり過ぎることが予想される。ピンポイントハゲの場合、ひたすら同じ場所に吸収させるということになるようですね。

 

メディカルミノキの使用感は?

販売前に入手、レポートをしている強者さんたちの報告を見ると、1mlという量自体が多く、頭皮全体がしっとりしてしまう、またグリセリンに、セット効果があるのか、塗布後、いい加減にセットをしておくと、そこだけ「分け目」になるなど、塗った箇所が解りやすくなってしまうよう。リアップにはグリセリンが入っていないため、グリセリンの影響は未知数。

 

この辺は、髪質や髪形など個人差が出ると思われるため、まず休日に使用してみて、翌日の頭がどうなっているのか、自分の髪で試してみる方が良さそうですね。こだわりの「2パターンスポイト」は、絶賛されてもいない代わりに否定もなし、といったところ、液だれはしない、という点は良いようです。継続使用したレポートは、当然ながら、現段階では無し。

 

若い層に、早目の育毛対策を

ミノキシジル5%配合商品として、有名なのは「リアップ」最近、改良され「リアップX5プラス」として、有効成分が追加されました。それに、わざわざ対抗したのは、何故なのか?それについては、メディカルミノキの発売元アンファーの公式プレス(参照:アンファーより)を見ると解ります。

 

ターゲットを、中高年ではなく「30代」とやや若い層に設定。従来、本格的に育毛剤を使用するのは、中高年になってから、つまり薄毛がはっきりしてから、というケースが多く、リアップも中高年向けの商品。そうではなく早めに手を打とう!という主旨なのですね。アンファーは元々育毛ケア用シャンプーなどで、おなじみの会社、薄毛が気になり始めた年齢層が意識するメーカーです。

 

そして、そういう年齢層のためのデイリーケア商品が揃っているのですが、ついに最終兵器として「本格的な育毛剤」が登場した、ということ。そのため、ボトルデザインが、スタイリング剤のような、スタイリッシュ感あふれる容器に、コンセプトは「LEADILG EDGE」先鋭です。

 

つまり、育毛のネガティブなイメージを覆し「デイリーケアで薄毛予防を」という目的で販売されたものなのですね。意地悪な見方をすれば、「オシャレでいるために、アンファー製品をシリーズで買ってね」という目的とも言えるでしょう。効能はほぼリアップと同じですが、ターゲットが違うんですね。ミノキシジル単体の効能しかないのは「本格的薄毛治療薬」を試してもらうためかも。効果があれば、AGAが始まっている、という見方ができます。

 

ミノキシジルは飲んではいけない?

リアップとメディカルミノキしか、国産育毛剤では配合されていないミノキシジルとは、いったい何なのか?ですが、元々は79年に米国のアップジョン社が販売した血管拡張効果のある降圧薬(内服薬)、これを使用した患者に「発毛」という副作用が多かったことから、育毛剤に転用された成分なのです。

 

従って、元々は内服薬、現在も内服薬(ミノキシジルタブレット、ミノタブと呼ばれることが多い、代表薬ロニテン;米国ファイザー社)は売られていますが、医師の処方、もしくは個人輸入となっており、日本では保険適用も出来ません。というのは、副作用が強く、降圧剤としては、今現在、世界で使用されていないような薬だからです。

 

血管を広げる効果があるのに、なぜ降圧剤にならないのか? その理由は、大量の血液が、一気に心臓に流れ込んだ場合を想像してみましょう。急激に心臓に大きな負担がかかりますね。血液は詰まりや流れが悪くなる方が多く、問題視されますが、だからといって単純に流れを良くすればいいというものでもないのです。

 

その他、髪だけでなく「全身の毛に作用する多毛症」という副作用もあります。個人輸入は法的には問題はありませんが、薬の質の担保を含め、自己責任、医師に処方してもらう場合も同じです。血管に不安を感じる人は、服用は避けておく方が賢明です。

 

効率が悪い外用薬
ミノキシジルの内服はハイリスクハイリターン。これに対して、効率は悪いが、一定の効果はある、と医学的にお墨付きを得ているのが外用ミノキシジル、5%配合は「AGA治療のために推奨」とされています。

 

では外用薬のメリットは何か?まず、気になるところにのみ、使えるため、必要な部分に効くこと、そして、安全性が高いこと、です。ミノキシジルは、当初は血管拡張薬として開発され、そのため育毛にも効果があると思われていたのですが、理由不明ながら、毛母細胞や毛乳頭を活性化させる働きがあることが解ってきました。このため薄毛治療「推奨」薬になっているのです。

 

毛母細胞や毛乳頭が活性化することで、休止期状態の毛穴から髪が生えやすくなる、また、成長期の髪が抜けるのを抑えることが出来る、という2つの効果が期待できます。今ある髪を長く温存して、毛のない所から髪が生える、という薄毛に取っていいこと尽くし‥いいたいのですが、やや問題があります。

 

データで見るミノキシジル効果

メディカルミノキのデータがないため、リアップを参考にしてみましょう。(参照;大正製薬リアップ、発毛効果データより)まず、注目すべきなのは、使用後12週までは、何も起こらないということ。髪は成長期(男性の場合、3~5年)退行期(2~3週間)休止期(2~3か月)というサイクルで成長していきます。

 

休止期の毛根から次の髪の毛が生えるまで、4か月程度はある、と見ておく方が良いでしょう。12週で改善傾向が見えている人は、休止期の終わりかけの毛根から、髪が生えている、つまり成長期と休止期の髪のバランスにより、1,2か月程度の差が出てしまうということでしょう。

 

その後、1年ほど経つとかなり目覚ましい変化を遂げ、98%程度に良い改善傾向が見られますが、内訳が中程度と軽症、という点に注意。軽度改善の定義が「発毛は認められるが、薄くなった範囲を覆うほどではない」という部分を見ますと、4人に1人程度は他人から見ても、よく解らないという結果に終わる可能性があるということ。

 

ただしAGAは放っておくと、どんどん進行、見た目にどんどん薄くなるという特徴があります。それを食い止めるばかりか、やや増えた程度までに出来るということは、一定の効果があるとは言える。

 

ミノキシジルの落とし穴

毛根に効果があり、薄毛治療使用イチオシの成分でも、中程度にしか改善できないAGA、やはり発症原因が複雑である、のは間違いないのですが、ミノキシジルには足りない部分があります。それは「AGAの原因に直接作用しない」ということ。

 

AGAとは何か、というと、男性ホルモンがDHTという物質に変化、それを頭部の受容体がキャッチして、毛根を休止期に入らせてしまう、そしてヘアサイクルが狂っていく、という病気。このからくりにミノキシジルは特に関与しないのです。つまりミノキシジルには、男性ホルモンを弱める、物質の変化を止めるなど、の効果は無い。

 

原因が何であれ「休止期に入っている髪」を起こして、発毛を促すのがミノキシジル、DHTの「毛が生える作用を休ませる」力の方が強かった場合、効果なし、となるのです。この点に目を付け、男性ホルモンが変化する仕組みに作用するのが、日本でも承認されている治療薬「プロペシア」です。

 

両方併用すると効果がある、と、ネットなどで書かれていることが多いのは、このためです。

 

ミノキシジルの副作用は?

では外用ミノキシジルに副作用はないのか?これについては、厚労省がリアップを対象にH21,2~H25,2、までの間に518店舗3072例を調査した結果と、自発報告(使用者および医療機関からの報告)をまとめたものがあるので、それを見てみましょう。(参照:厚生科学審議会PDFより)

 

店舗調査では、8%強の271例378件(数が異なるのは、複数の症状を訴えた人がいるためと思われる)に副作用が見られる。最も多いのは?痒感(かゆみ)ついで発疹、という皮膚に合っていない症状が大多数、ちなみに、自発報告1899件(期間は店舗調査に同じ)に付いても、同じような順位、そして使用停止後軽快、回復となっています。

 

あくまでリアップ(リアッププラスの使用報告が多い)であり、ミノキシジルの副作用とは言い切れませんが、リアッププラスに追加されている成分(ピリドキシン塩酸塩〜皮脂分泌抑制効果、トコフェノール酢酸エステル〜ビタミンE誘導体、血行促進効果、l−メントール〜爽快感を与え、かゆみや炎症を抑える)を考えると、ミノキシジル、およびエタノールの副作用が1番強く出ると考えられます。

 

気になる、心臓血管系は、血圧上昇が38件、ただし使用中に回復してもいることから因果関係が解らず。心不全が1件報告されていますが、これも因果関係が不明。その他不眠、眼痛など、予測不能なものがいくつかありますが、やはり因果関係は不明、関係があったとしても、ネットで「副作用が怖い!」という記事を読み、自己暗示にかかった、などの可能性を含め、何とも言えないケース。

 

また薬剤師が販売しているとはいえ、律義に副作用報告を、全員がしているとも思えないことを考えると、一定数の数に皮膚の異常は見られるが、それ以上の心配は基本的にしなくて良い、と言える。もちろん物事に絶対はないため、何か変、と思ったら、やめる勇気は必要です。肌に合わない可能性を考えると、初回お試しで、買える方法を探すと良さそうですね。

 

メディカルミノキを入手する前にしておくべきこと

せっかくの発売延期なので、その間にメディカルミノキを有効活用出来る地肌を作っておきましょう。育毛剤の効果が出ない原因として、1使い方が違っている、2、活かせるような地肌になっていない、3、生活改善がされておらず、足を引っ張る、の3点があります。

 

1は、上を読んでもらうとして、2の地肌作りと、3の生活改善をやっておく方が、効果が出ると言えるでしょう。リアップの効果が高く出ているのも、使用データを取る、と解っていれば、きちんと使うような生活をするという点にあるのかもしれません。

 

まず、地肌作りですが、ぬるめのお湯と、地肌に優しいシャンプーの2点がキーワード。「ゆるく頭を洗い、刺激を避ける」ことで、健康的な地肌を維持でき、メディカルミノキに入っているエタノールなどの刺激にも、耐えやすくなります。そして有効成分ミノキシジルも浸透しやすくなります。

 

生活改善が育毛剤の効果を決める!

そして3の生活改善、そもそもAGAが起こる原因として1番多いのがコレ、睡眠や食事が不規則になると、ホルモン分泌がリズムよく行われなくなる、すると、男性ホルモン分泌も狂いやすくなり、ヘアサイクルも狂う、こうなると育毛剤の効果をわざわざ邪魔するようなもの。1日2回、育毛剤を使うために、まず入浴タイムが一定になるよう、心がけてみましょう。

 

まとめ

メディカルミノキは、ミノキシジル5%がウリ、使いやすい容器と、アンファーの若い客層を意識したライン上の商品。ミノキシジル商品デビューにはお勧め。

 

ミノキシジル配合の外用薬は、内服よりは効果が弱いが、安全性の保障がある。とはいえ、皮膚トラブルが出る可能性にも注意。髪の現状維持と薄毛の回復に効果がある、というお墨付きはある。

 

ただしAGAの原因は複雑、そのうちの大きな要因である地肌ケアと、生活習慣改善は、販売前にやっておきましょう!

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